2024年6月11日

今日は誕生日!!! ポートオーガスタ(Port Augusta) の pampus Motel Port Augusta に宿泊。シリアルと果物で朝食を済ませて出発する。愛想のないねーちゃんは朝は居ない(オーストラリアの女の子は皆さん愛想がよい、笑顔が可愛いい。愛想の悪いねーちゃんは、このホテルが最初で最後)。
 

 この駐車場がややこしい。駐車場のゲートを開いてから1分程度で、自動で閉まってしまう。
バイクにまたがり、サイドスタンドの鉄板プレートを外して…って一連の作業をしていると、ゲートが閉まってしまう。ので、ゲートの近くまでバイクを移動させてから、バイクを押して外に出た。あまりバイクの事なんて考えていないゲートだな。
 最大防寒対策。小さな使い捨てカイロを朝、バイクのグリップに巻いて、考えられるだけの厚着をして出発する。相変わらず天気は良くないが、雨が降らないだけマシかな。

ポートオーガスタの朝焼け?マックもあるし、大きな町。オーストラリアの町は大きくても建物が殆ど平屋で平面的に大きい。
 今回のツーリングで2回目の街だけど、もう、来ることは無いのだろうな…
 ポートオーガスタの郊外に出ると、無数の風力発電が並んでる。他の街では殆ど見たことが無い。オーストラリアの大地は風が強いので、もっと作れるはずなのに…

 途中、Wilmington とのガススタで、スパイシー唐揚げ一個と甘いコーヒーを頼む。次のPeterborough と言う町でガソリンを入れる。ちょっと小腹が空いたのと寒かったので、ハンバーガーとコーヒーのセットにする。今まで「何処にガソリンスタンドが在るんだ?」っていう平原のガススタばかりだったので、町中のガススタは久しぶり。

 昼になって、やっと晴れてきた。太陽が出ていると、気分も晴れるぜ!

 今日はブロークンヒル(Broken Hill) まで 413km。この町は鉱物の採掘で栄えた街らしく、ポートオーガスタの方向へ鉄道が伸びている。走っている途中で時々線路が見える。2度、貨車が走っているのを目撃したのだが、1回目はコンテナを乗せる車台が載っていない。客車も無い。2回目は目いっぱいコンテナを乗せていた。一回目は回送??


 途中でOLARYと言う、鉄道の駅と公園(トイレ)の併設の場所で休憩。この写真の左手が駅。向いはホテルらしい。自分は右手方向に進む。

風が強いので(天気予報では30km)バイクのスピードは80km平均を切っているかもしれない。かなり南下しているのに、樹木が少ない。寒い以外はスチュワートハイウェイみたいだ(太陽の方向は90度違うが)

 ブロークンヒル(Broken Hill)のモーテルに着いた。ポートオーガスタ(Port Augusta)は町が大きすぎて、建物が点在している感じだったが、だんだんと建物が集中している感じになってきた。
夕食は自炊でツナ缶ラーメン&サラダを食べた後…今日は誕生日なので、町に出た。
 ブロークンヒル(Broken Hill)中心街?のはずの夜の光景。人通りが殆ど無い。

少し飲もうと思ったけど、火曜日はこの町の休息日なのか、何処も店が開いていない。食事もする所が無い(済ませておいてよかった)。
 ダンスホールとゲームセンターは開いていたが、チョッと違うだろう!って他を探す。大き目のホテルの一階にバーを見つけて、ビール一杯注文。


誕生日、おめでとう。
65歳だな








2024年6月12日

 今日はBroken Hillを出てコーバー(Cobar) と言う町まで450 Kmを走る。モーテルを出る時に朝日が眩しい。が、その後、ずっと朝日に向かって走ることになって、途中でサングラスをかけた。遠近両用のサングラス。オーストラリアに来る前に作っておいてよかった。
 やっぱり今日も、極めて寒い。途中の観光地を探したが、ネットでは何も出てこない。今日は移動日だな…

途中でWilcannia と言う町でガス休憩&昼食。BJARRIER Highway をとにかく東に向かって走る。
グリップに巻いたホッカイロが役に立っている。
 今日は天気が良い。寒いけど太陽の日差しが嬉しい。

 午後4時頃にCoberの町に着いた。看板が迎えてくれる。

 言い訳のように書いているが、クーバーペディを出てから、とにかく寒いのでテント泊は諦めて、安いモーテルを探して予約している。暗くなる前に宿に着けてよかった。受け付けはかなりオーストラリア訛りの強い爺さん。英語が聞き取れず、四苦八苦で受付を済ませて、部屋に向かう。部屋の前の庭に石が敷き詰められていて、スタンドを立てるのに一苦労。雰囲気は良いけど、勘弁してほしい。完全に体が冷え切っているので、先ずは熱いシャワーを浴びて、部屋の暖房を全開!!やっと体の震えが止まったけど。。。昨日は自炊したので、今日は自分に甘く…外食をすることにした。
モーテルの近く(それでも真っ暗(街灯など無い)の道を10分ほど)のトボトボ歩いた所に、Google君の点数が高いタイ料理屋さんを見つけた。
 何だか、大量のデリバリーの注文が入ったらしく(店は閑散としていたが)30分後に出直してほしいと言われ、食べ物の注文だけして、一度ホテルに戻る(往復20分もかかるので、意味ないなぁ~と思ったけど)。寒い中、徒歩の往復がきつい。
名前が分からないが、パッタイの極太面バージョンの辛いやつ。ビールによく合う。この料理、日本に帰ってからも何処かで食べられるかな?美味しいや。

2024年6月13日
 今日はオレンジ(Orange)まで行く。
Cobar → Orange 427 kmと出たが、昨晩確認したら、途中から田舎道を走るルートだった。もし電波が無くて、道に迷ったら行き着けない。なので幹線道路を選択し直したら500kmもある。プラス75Kmかぁ‥見誤った。
風は無い予報なので、朝早出とスピードを上げて距離を稼ぐしか無い。
 cobrerもなかなか良さげな街。宿泊だけなのは勿体ないが、もう、気持ち的に観光する余裕がない。今日も距離を稼ぐ走りになる。
走り出して早々に、GoProの電池切れに気がつく。予備電池はバックの奥。初めて諦める。
なので…6月13日の写真はありません。
途中、観光名所はあまり無いが、通過する街が大きく素敵になって来ている。コレを撮影出来ないのは勿体ないが、500km弱の距離のプレッシャーに、ただひたすらにスロットを開ける。
一度だけガススタ。10.5ℓ。かなり無理して距離を稼いでる。


オレンジ(Orange)の町に着いた。だいぶ東海岸の街らしくなってきて、建物が密集している。広大な土地に平屋の建物がポツンポツンと在る感じから、趣がだいぶ違ってきた。
 ホテルに到着したが、予約サイトの写真と実物が少し違う。間違えたか?と悩んで、レストランの入り口を確認したら、小さな文字で「2階がレセプション」と書いてある。ココじゃん。

 
   
 一階がレストランバー、二階がホテル。又、荷物の上げ下ろしが大変だ。荷物を2階の一番奥の部屋まで運ばなければならない。受付を済ませて、バイクの荷物を解いていると、サラリーマン風の男性が声をかけてきた。やはり日本が好きだというその男性に、オーストラリアを一周してきた話をしたら盛り上がってしまい、荷物を運ぶ時には空が暗くなってしまった。部屋のエアコンをMAX暖房にしてから荷物を運ぶ。
 身体が冷え切って震えが止まらない。先に洗濯と乾燥機を使う事にする。その間に室内の暖房で少し震えが止まってからシャワーを浴びに行くことにしたのだけど…共用シャワーは排気ファンがブンブン回っていて寒い!まいった!ファンの止め方が分からない。熱いシャワーをとにかく浴びて、再度、部屋のエアコンで暖を取って、レストランバーで早目の夕食。
でも、このレストラン、温かいスープみたいなメニューが見当たらない。ピザ?パスタ?う~ん。
ビールは寒くて飲む気がしないので、ワインとワインに合いそうな軽食をとって、部屋でラーメンを食べる事にした。

 明日はいよいよシドニーへ戻る。バイクショップでバイクの売却の相談に寄ってから、ホテルに向かう事にする。バイクの売却にどれ位の時間と労力がかかるか? 事前情報なし。
極寒の中、午後から雨の予報。300kmの工程。
寒いけど、早目に出て、雨を出来るだけ避けたい。実は、バイク用の雨合羽。ズボンを忘れちゃったので、上着しか持っていません。

2024年6月14日

 天気予報を確認すると、やはりシドニーは午後から雨、ブルーマウンテンズの拠点のカトゥーンバも標高はかなり高いと思うので、今よりもさらに寒いのか?と寒さの予報に憂鬱になる。午後から雨の予報なので、9:00とは言わず寒くても8:00出発を基準にする。


部屋は1号室で、駐車場から一番遠い。今までの様に、ガススタが300Km毎にしか無い状況ではないので、補助タンクのガソリンをを全部バイクに入れて空にした。メインのカバンが軽くなった…気がする。オレンジの街もななかなか楽しそうな街。泊まったホテルは繁華街から外れた所なのと、昨日は寒すぎて身体の震えが止まらなかったので、用心して町の探索は諦めた。
 朝のオレンジの郊外。あまり天気が良くない。最初にオーストラリアの東海岸を回った時に、黄色の葉っぱの樹が町の出入り口の所に立っていたが、落葉樹の様で、全部葉が落ちている。

オレンジ(Orange)から、Bathustを抜けてカトゥーンバ(Katoomba)へ向かう。
あれっ?この道知ってる?この脇から出て来た。と言う事はさっきの街は食料品を探しに来た街か?
ココは、キャンプ場が見つからず、初日から焦りまくった道じゃん、と記憶が蘇る。

この道はカトゥーンバ(Katoomba)からシドニーに向かうハイウェイにつながる道。2か月前は反対車線を走っていた。記憶がよみがえる。
 
 今日、明日の天気が良ければ、バイクの売却は明日で、ブルーマウンテンズの幾つか見落とした場所を見学する事も計画には有ったけど、今日の午後から明日一杯雨の天気予報。ならば雨が降らない内になるべく早く、今日の内にバイクの売却の目処を付けたい。
80の制限道路が続く。そう言えばこんな道だった。ココでガソリンを入れた。とか、記憶をたどり、高速に入る。出た時に比べて荷物は15Kg以上軽くなったとは言え、真冬。さすがに寒くて110Km/hは出せない。
 バイクの売却先は…先ずはBIKE BIZ。ハードパニアケースを買って、取り付けてもらった店。近いのもあるけど、Team moto は殆どメンテしていないバイクを売り付けられた印象が強い。
もしBIKE BIZで売れなかったら、ブラックタウンの team moto まで行かなければならない。
バイクを売るのが雨になるとは、とほほ。

 シドニーの郊外に入ると車が多い。ヒヤヒヤ運転しながらも、オーストラリア人はマナーが良いのにも助けられて、Bikebiz に無事到着。
ここでハードパニアを買った事などを説明して親近感を演出して交渉に臨んだが…結構、足元を見られた感の日本円換算で15万円で売却決定。売却に関しての特に大きな問題も無く、売却契約関係の書類にサインをしてホテルに向かう。55万円で買って15万円で売れたのだから、40万円(途中のメンテもかかったが)でオーストラリア一周が出来たことになる。
 一度、ホテルにチェックインして、全ての荷物をホテルに置いてから、再びBikebizに訪問してバイクとお別れする事になった。Bikebizを出てから暫くすると雨が降ってきた。途中から雨が本格的に降り出す。靴の裏がツルツル滑る。ブリッジが大渋滞。ココを又、大雨の中、折り返して越えなければならないのか?そう言えば、出発した時は晴れていたなぁ~。やっとの事でホテルに着く。ホテル前にて、全て荷物を降ろしたYAMAHA MT-03君。よく頑張ってくれた。

荷物を下ろして、再度Bikebizに向かう。Google maps君の声かけが遅れてブリッジに向かう道に曲がり損なってしまった。再度ブリッジに乗る交差点で大渋滞。200m進むのに30分もかかる。
Bikebizに近づくにつれて☂️が止んだ。大雨はシティの辺りだけだった。
売却を済ませて、軽くバイクを拭いて、展示の場所へ。Bikebizのマネージャーさんが「大冒険を終わって帰って来た、特別なバイクだ!」って他の従業員さん達に紹介していた。

Bikebiz Yamaha, Suzuki & Aprilia

最終目的地駅に向かう。
あ〜疲れた。頑張ったなぁ〜

今日から4泊でMegaboom city hotel
に泊る。最初に宿泊したバックパッカー用ホテルは韓国人ばかりで落ち着かなかったので、中心地から少し離れた小ぶりのホテルを選んだ。

ホテル近くの中華料理店で、無事に完走したお祝いを一人だけとする事にした。
 この店、美味しいけど無茶苦茶混んでいて煩い。
 まぁ、仕方ない。






2024年6月15日
 今日は朝から洗濯三昧。おばさんが乾燥機を1台、独占しているので、効率が悪い。
それでも、乾燥機2台をセットして、ホテルの位置関係を確認しに外へ出る。

ダイソーのビルに入って少し見学すると外は大雨。
仕方なくビルに戻り、冷えた身体を温めるぺぐ、中華うどんを食べる。イマイチ。チャンギ空港で食べたラーメンに出会えるのはチャンギ空港だけなのか?
ホテルに戻り、床屋さんのお勧めを聞いて、雨の間隙をぬって、床屋さんに向かう。
オーストラリア初、床屋さん。

 夕食は、ドイツ料理のビアバー。なかなかの面白いお兄さんに接客してもらう。
流石に食べきれないので、テイクアウトして持ち帰る。









2024年6月15日~6月18日(帰国)
 オーストラリア一周ツーリングを終えて、3日間はシドニー観光をすることにした。ダイジェストで写真中心に、簡単に…。

シドニーの街並み




シドニーハーバーブリッジ と オペラハウス
 ハーバーブリッジに登るツアーが在ると言うので、ブリッジの根元まで行ってみた。説明を聞いたら、頂上まで約1時間。トイレはブリッジの根元(基礎:つまりココ)にしか無い。
頻尿で1時間に一回のトイレに行く高齢者には、無理ですね。残念。
 オペラハウスの見学ツアーにも参加しました。凄い建物だけど、鉄骨造で作ったら、結構、あっと言う間に建っちゃいそう。









シドニーコーブの道端での大道芸。これ、全く分からない。どうやって浮いているんだ?

ダーリングハーバーに面したイタリアンレストラン。美味しかった。
シドニーを出発する時に見送ってくれた女史に、お祝いをしてもらった。

シドニー湾クルーズ
 本当は沖まで出て、ナラボー平原の鯨見学場所で見られなかった鯨(ホエールウォッチング)をしようと港まで来たけど、沖の波が高くて荒れているらしく、湾内クルーズにした。
途中、降りてはいけない港で降りてしまい…その島にある動物園(特に見たい訳ではなかった)を見学する羽目になってしまった。




























一風堂
 何故、日本に戻るまで我慢できないのか? 金額は日本の倍。従業員は日本人で、日本語が通じちゃいます。




シドニー空港のラウンジで一杯
ホテルでは朝食をとらず、早めにシドニー国際空港に行って、ラウンジで朝食、と言うより既に飲みモード。


飛行機から見えた、サンゴ礁の島。オーストラリアっぽい!

と言うわけで、オーストラリア一周ツーリングは、事故も無く(立ちごけ2回だけ)、無事に帰国する事が出来ました。先ずは行かせてくれた奥様に大感謝!!応援してくれた皆様に感謝。ありがとうございました。
行ってみた感想。本当は、もう一回行きたいけど…加齢による体力の限界を感じてます。
今度はレンタカーで奥様と一緒!かな…ジャスミンマネージャーにも言われたし…

投稿者について

仕事を引退し、悠々自適な生活をしている、アクティブな前期高齢者。
趣味は…テニス、ゴルフ、日曜大工、バイクや車での旅で美味しいものを食べまくる(肥満体質、高血圧の元)等など。

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