オーストラリア一周ツーリングの準備を終え、いよいよ出発です。先ずはシドニーからメルボルンまでの東側を回ります。4月中旬の東海岸は晩秋。
<<工程>>
シドニー(Sydney) → ブルーマウンテンズ(Blue Mountains) → キャンベラ(Canberra) → 海岸線(E-den・Lake Entrance) → メルボルン(Melbourne)


4月15日(月曜日)
いよいよシドニー出発。あまりにも荷物が多くて(おそらく35Kg 超?)今後のツーリングに不安を覚えながら、約一週間お世話になったホテル「The Pod Sydney」を後にする。ホテルで知り合いになった女性陣二人に見送ってもらいながら出発。ちょっとフラフラする位に荷物が重い。
出発時の写真、あまりにも荷物が多い。なんとか身体で倒れるのを防いでいるが、この先、大丈夫か?不安を覚える姿。大丈夫かぁ~?
シドニーの郊外に出る橋を渡る。いよいよ出発だ。準備のために何度か通った橋だけど、今日は気持ちが高ぶっているのを感じる。橋を渡りシドニー郊外の町を抜けて自動車専用道路に入っていく。110Km/Hの標識が在るが、MT03にフル積載の荷物では80Km/Hが限界。左車線をとにかく他の車両の邪魔にならない様に進む。

最初の観光地、ブルーマウンテンズを目指して走る。110Km/H 制限の高速を抜けて80~90Km/Hの坂道を、ブルーマウンテンズの観光拠点と言われるカトゥーンバ(Katoonba)に向かう。幹線道路からカトゥーンバ駅前ロータリーに入ったが、観光拠点らしいものは何もない。Mapで調べてみると陸橋を超えた所が繁華街らしい。陸橋を渡るとかなり斜度のある坂道なので、過積載のバイクだと厳しい。

スリーシスターズの見える公園の近くでバイクを停める。スリーシスターズの直ぐ傍まで徒歩で行けるらしいが、時間の関係で断念した。ブルーマウンテンズは複数形なのが良く分かる光景。連山だが山の形が日本と明らかに違う。
カトゥーンバの町を一通り観光してから、今日の宿泊予定のキャンプ場に向かう。

が・・・途中でお巡りさんに停められてしまった。お巡りさん曰く「崖崩れで通行止め」らしく、予定していたキャンプ場へはかなりの大回りをしないと到着しない。少々絶望しながらWikiCampと睨めっこして近場のキャンプ場探して走りまわるも…良さげなキャンプ場が見つからない。民家も見つからない中で途方に暮れ始めた時、何件かの民家が見えてきておばちゃんが洗濯物を干している。近所のお勧めのキャンプ場を聞いたらLake Lyellet Recreation Parkを教えてくれた。ここから30分かからないと聞いてそこに向かう。湖畔のなかなか良いキャンプ場で、オーストラリア一周ツーリングの初キャンプに相応しい。

お勧めのキャンプ場を教えてくれたオバちゃんに感謝した!とても素敵な湖が見えてきた瞬間。もう、日が暮れかかっている。助かったぁ~。
Lake Lyellet Recreation Park

キャンピングカーサイトは家族連れの人たちが多くて結構騒がしかったので、湖畔の離れた場所にテントを張ることにした。

今回のオーストラリア一周の初めてのキャンプ。メスティンでお米を炊いて、スーパーで買った総菜を温めて…ウイスキーで乾杯。と順調だったが、どうもランタンが暗い。シドニー郊外のホームセンターで買ったランタンオイルに不純物が多いのか、1時間ぐらいでランタンの内側がススで真っ黒になってしまった。
この先、日本品質のランタンオイルが手に入るとは思えず、せっかく買ったランタンとランタンオイルを諦める事にした。ただ、捨てるのは勿体ない。ランタンを綺麗に掃除してからキャンプ場の受付のお姉さんに引き取ってもらうことにした。オイルは利用客で使う人がいれば渡してもらい、ランタンは小さくて可愛いという事でお姉さんにあげる事になった。少し荷物が減ったので(ランタンは残念だけど)良しとしよう。
4月16日(火曜日)
ジェノラン ケーブ(Jenolan Cave)に行く道をGoogle Mapで確認したら、CAVEに向かう道路が彼方此方で通行止めになっている。昨日の警察の道路封鎖はこの影響らしい。

どうするか悩んで、とりあえず昨日泊まる予定にしていたキャンプ場へ向かうことにする。他に寄る所も無いので、昼過ぎについてしまった。
Millionth Acre Picnic Area 崖崩れ対応の工事のトラック?が時々通るの幹線道路(それほど広くないが)の脇だけど、夜には通らなくなるだろうと思い早々にテントを張った。トイレが在るだけの公園。水のタンクはあるが枯渇していた。テントを張った後、食料品を調達できる場所を検索して(ガススタの併設コンビニしか無かったが)バイクで訪問。なんとか自炊で夕食を済ませ、ウイスキーを一杯やりながら就寝…したが、夜中に「カリカリ」音がする。しまった!食料品をハードパニアケースに入れ忘れた。慌てて飛び起きて、とりあえず食料品をケースに入れた。翌日、齧られたものは廃棄。あ~あ。

何か小動物だと思うけど、ちょっと勿体ないことになったな。
完ソロで、民家からもかなり遠いキャンプ場。オーストラリアに来てちょっとだけ寂しさを覚えたキャンプ場になったな…

4月17日
キャンプ場を引き払って、オベロン(Oberon)に向かう。天気が良くて気持ちが良い。エンジンも快調! センターラインも無い田舎道を快調に飛ばす。少し寒いが、日差しが出ていて気持ちが良い。周囲は殆どが牧草地で、時々、牛や羊を見かける。日本と比べて痩せている気がする。ほとんど手をかけず、自然の放牧?なのかな?
オベロンはジェノラン洞窟(Jenolan Cave)観光の入り口の町。地図で通行止めが多くて、行きつくことが出来ない状況なので…洞窟を観光できるかの情報を聞くことが出来るかも?と思い、向かうことにした。オベロンの手前で早めにガススタで給油する。給油して更に進むとメインストリートにショッピングができる店やカフェが立ち並ぶ素敵な街に出た。


とりあえず、お腹空いたのでカフェでランチ。チキン照り焼き&ライス。照り焼きが美味い。オレンジジュースを合わせて注文したが喉が無性に乾く。キャンプ飯でも水は良く飲むようにしているけど、無性に飲みたいので、冷蔵庫の無料だという水をボトル半分ほど飲んでしまった。やっぱり水分が足りていない。
食事が終わって、バイクに戻ると、バイクの隣に止まっていたRVに乗ったカッコいいオバさんが話しかけてくる。「ジェノーラン洞窟は観られないの?」って聞いたら「今、休業中と思う」との事。細かい事はビジターセンターで聞いた方が良いと言って場所を教えてくれた。でも、ビジターセンターに行ったらお休みでした。あらら…

ジェノーラン洞窟が無理なら、仕方ない。もし観光出来たら、昨日と同じキャンプ場に宿営するつもりだったけど、諦めて少しキャンベラ途中のキャンプ場へ予定を変更して向かうことにする。
東海岸の町の出入り口には特徴的な樹が植わっている。この樹が遠くから見えると「おっ、そろそろ町に着くかな?」って思う。ツーリングは天気も良くて走り易い。でも、午後になってから気温が下がって来た。晴れているが早々にレインウエアを着て走ることにした。左右に牧草地が広がり、自分のバイク以外にほとんど走っている車が無い。
夕方にキャンプ場の近くに来たら、志賀のジャイアントか、菅平の裏太郎か?(日本のスキー場の話です)って位の急坂で60kmの指定速度。ヤバい感が働き、20km位でアプローチしたらアスファルトが劣化していてボロボロ。そのまま突っ込んでいたら転けてたな。
今日のキャンプ場(Taralga Showground)。キャンプ場に到着したけど入り方が分からない。Google君は第二ゲートを指している。悩んでいると第一ゲートからおっさんがトラックで出てきた。泊まりたいんだあーって訴えたら、この先のこの辺りに事務所があるからそこで聞いてみ?みたいな感じ。事務所を探して移動しても見つからない。開いていた工具屋さんで聞くと、その店が事務所との事。ラッキー?事務のおばさん。これまた美人さん。丁寧に受付をしてくれて、キャンプ場の使用料を支払い、テント設営地に向かいます。

でも、羊を放し飼いにしているエリアで、あちらこちら羊のフンだらけ。参った。
ここは無料のシャワーが在る。この二日間、シャワーを浴びていなかったので(寒いけど)利用する事にした。着替えを持って(羊の糞を避けながら)トボトボと真っ暗な道をシャワー棟に歩き、熱いシャワーを浴びる。生き返るなぁ~。
自分の他には、キャンピングカーの老夫婦1組のみ。昨日はボッチキャンプだし、少し寂しい?

2024年4月18日
ブルーマウンテンズの山岳部でのキャンプを3泊した。夜は冷えるけど、昼は適度に温かい(バイクで走ると少し寒い)。
今日はキャンベラまで行く。それ程遠くないので、昼前までゆっくりしてから出かける事にした。キャンベラのアパートホテルを予約している。少し作戦を練り直したいと考え、ホテル泊にした。 山岳地帯から都市へ、標高も下がるし寒くないだろう‥って想定して走り出したけど、さ、さ、寒い!10:30頃走り出して、昼頃には暖かくなるだろうって思っていたけど、ドンドン寒くなる。
田舎道からキャンベラに近くなると、道が広くなってきて交通量も増えてきた。110km指定の高速道路を(寒いので)80km位でノロノロと。オーストラリアの人達は、RVにキャンピングカーを引いて110kmでかっ飛んで行く。こちらは小排気量のバイクに満載の荷物と100kg近い体重の自分で、更に寒い条件では、80kmが限界じゃ。

今日の工程、Google君は1時間40分で着く!と言ってたけど、結局のところ3時間かかった。昼食は高速道路のパーキングエリアでレインウェアを着た時に、軽く持ち合わせのクラッカーとジュースで済ませる。日本の高速道路のパーキングエリアと違って、トイレが在るだけ。
15時にモーテルに到着。少し早いけど快く受付をしてくれた。ホテルに着いてから、水と食料品(キャンプで野菜不足を感じたので、生野菜を沢山)の買い出し。5,400円也。やっぱり2〜3倍、高い。

ホテル併設のレストランが在るが、今日はテイクアウトメニューだけ?との事だったので、ピザを注文した。これまた大きい!!

今日はピザと生野菜…と、ビール。
2024年4月19日
今日は一日、休養日。先ずはこの3泊のキャンプで考えた、戦力外のモノを日本に送る事にした。
最初にパソコン!ブログの書き込みを随時やろうと持って来たけど、海外から日本のサーバにはアクセス出来ず、気を使う唯の重い物に変幻。それとカメラ!三脚!Canonの良いカメラだけど重たいので戦力外通告してGoProに全てを任せる事にした。

諸々を掻き集めて、歩いて12分の郵便局へ。左の写真は晩秋のキャンベラ。落ち葉が舞っていて、とても素敵な街並みを歩いた先に、ショッピングセンターが在り、その中にある郵便局へ向かう。入って「日本に送りたいが、荷物にパソコンが入っている」と言ったら「税関で引っかかるかも知れない」って英語で説明してくれる。とりあえず「この紙に書いてね〜」って渡された送り状を四苦八苦しながら書いていたら、綺麗な女性から日本語で「大丈夫ですか?お手伝いしましょうか?」と‥神様!この辺りで働いているらしい。何とかなると思います、と言ったら、笑顔で出て行った。綺麗なお姉さんは大好きです。
書いた送り状と物を渡して、送り状の中身を何やらパソコンに打ち込むと、我が家の住所がヒットしたようで、局のオバさん「大丈夫、届くわよ」って、神様!
100ドル払って、約5kg(もあったんだ)の荷物を日本に送る事が出来ました。


ホテル近くのスーパーのお肉コーナー。オーストラリアのお肉は販売単位が大きい。ステーキでも食べようかと探しても、一人前の量ではなかなか買えません。でも今日はたまたま一人用のサイズが売っていたので今日はステーキとアボガドサラダ(と、ビール)
2024年4月20日
キャンベラの宿を早朝に出て、海岸線を目指すことにした。イーデン近くのキャンプ場を目指す。


走行中の動画をGoProで撮影しているが、どうも上手く撮れていない。雰囲気の良い街並みがいきなり現れるので、すっかり撮り逃してしまう。町の手前に、シンボルの樹が在るのだが、GoProスイッチを押したつもりが押されていなかったり…
海岸の街ベートマンズ・ベイ(Batemans Bay) に出て、そこから南下。寒い中でもMT03君は快調! 海岸線の道路を走っていると、そこそこの車の台数が走っていて、ペースの遅いMT03君は後ろに車列がつながると、時々左に寄って抜いてもらう。ほとんど片側一車線の道路だけど、所々に追い越し車線が出現する。土地が豊富にある国らしくて、追い越し車線の作り方が同じ。ほとんどの車が走行車線を走って、抜きたい車だけが追い越し車線を走る。日本だと逆だな。
順調に走って、さぁキャンプ場に着いた!あれっ?何処?状態。お掃除をしていたおばさんに道を聞くと「ここは裏手、進んで左、左に曲がると建物が見えるから、そこ」って言うアドバイス。行ってみたら、、、やってない。どうやら工事中らしい(泣)Bega Showground キャンプサイト。

キャンプ場の彼方此方で工事している。絶望感一杯。又、探すのかぁ〜

で、WikiCampで急遽、近隣のキャンプ場を探索してラグビーグランドの有るキャンプ場へ滑り込み。ラグビー場がきれいに整備されていて、トイレも綺麗だ。お湯の出るシャワーは有るけど寒いので諦める。夕食を済ませて21時頃に就寝した…が!!!
夜中の23時頃、ものすごい水の音で起きる。ラグビーグランドのスプリンクラーらしく、30分ぐらい続く。陣幕も椅子もテントもびしょ濡れ。流石にテントの中には水は入ってこなかったけど、酷い目に遭いました。
2024年4月21日
昨日のスプリンクラーで、色々なモノがびしょ濡れになってしまった。乾かしながら撤収するので時間がかかるな。
さぁ、今日はイーデン(Eden)に向かって出発!鯨博物館と美味い昼飯を目指して!と、思ったらバイクのオイルアラートが点滅しているではないか!!。バイク仲間と息子にLINEチャットで「原因と対策を教えて頂戴)って書き込み。心配なので4,000回転以下でユルユルとEdenに向かう羽目に。結局、Edenには13:00頃に着く。先ずは鯨博物館!って向かったが、、博物館は日曜休館。洞窟に続いて、ついてない。そもそも日曜なのに何故、博物館が休館日なのか? 日本だと休日はかき入れ時なのに…という事で文化の違いを痛感しました。

では美味しい昼食でも…と、探したカフェでハンバーガーを注文したが、食い切れないほど大きい。でも、美味しい。
食べ終わってから、イーデンの町を散策する。

軽快な音楽が聞こえてきたので向かってみると、ホテルの裏手の屋外レストランで生演奏をしていた。上手な演奏を30分ほど堪能して出発。

向かった今日のキャンプ場は、
Genoa Rest Area
芝生もちゃんと生え揃っていて、とても環境が良い。

隣のキャンピングカーとは適度な距離感。テニスコート脇に停めてテントを設営。昼にデカいハンバーガーだったので、全然お腹が、空いていない。ので、一昨日のピザを温めて食べる。あービールが飲みたい。野菜が食べたい。
途中で友人からLINEが入る。オイルアラートは「オイルを交換してから5,000Km走ったよ!」と言うアラートで、出てから相当距離を走らなければ大丈夫!と言う言質と共に、リセットの方法を教えてくれた。ありがたい! キャンプ場でリセットを行い事なきを得ました。
2024年4月22日
色々とテントや陣幕を乾かしながら、バイクに積んでソロソロ出発。この辺りは牧場、牧草地ではなく、木々が多い山の中を走っている。東海岸~東南エリアは本当に緑が多い。

時々左手に見える海に感動しながら、バイクを走らせる。この辺りは普通の車(乗用車)が多い。

今日の宿営はLakes Entrance 。とても素敵な港町。大きくした葉山マリーナ?メインの通りには飲食店も多くあり、テンション上がります。海岸線の御自宅はゴージャスな家ばかり。
海岸線から奥まった川沿いのキャンプ場にバイクを停めて一休みし、さてテントを張ろうとしたら係員さんが来た。どうやら此処はデイユーズのキャンプ場らしく、有料のキャンプサイトに行けと言う。今までの寂しいキャンプサイトとは違って、半分くらいキャンピングカーが停まっている。ちょっとお値段高めだけど、アジア系のおばさんが優しいので良しとする。



2024年4月23日
Lakes Entrance の街を散策する。チェックアウト10時と書いてあるが、受付のオネーサンに散策したいと言ったら「今日は混んでないから遅くても大丈夫」って、ありがとう。葉山マリーナはヨットが多いけど、ココはプレジャーボート、それもかなりデカい奴ばかり。やっぱり金持ちの街です。
散策していたら黒鳥(ブラックスワン)を発見!!この鳥は物語の中の白鳥の対比で出てくる架空の鳥だと思い込んでいた。65歳にして初めての発見!!(ちょっと恥ずかしい??)
少々お腹が空いたのでフィッシュ&チップスの店を探して入ってテイクアウト(テイクアウェイ)で注文。ちゃんと指刺して「フィッシュ&チップス、スモールサイズ」って言ったのに、キャンプ場へ戻って食べようとしたら「チップス」のみ…でした。怒る気も起きない。 半分くらい捨てて、バイクに積む。
11時ごろに出発。LakeEntrance からはそれほど離れていない。まだオーストラリア一周ツーリングを初めて間もないので、ペース配分がゆっくり(寒いのもあるけど)。

今日はウェリントン湖の畔 Marlay Point に宿営予定。150km程の近場にした。なかなかWikiCampの点数が高いので、期待して向かう。相変わらず100kmの道路を80kmで走って、他の車に抜かされる(抜いてもらう?)あー気を使う。
メインのm2を曲がって、湖へ向かう。段々と道が寂れてきて、行き交う車は殆ど無い。今日も完ソロか?と思ったら、意外にも10台程のキャンピングカー。ボートの発着地にもなっているようで、良いキャンプ場です。先ずはトイレ!という事でトイレに行ったら、恐ろしい!警告文が!!蚊に気を付けろって、結構寒いんですけど…こんな気候で蚊が出るの?ってちょっと憂鬱になる。



で、テントを張ろうとしたら、地面が硬い。このところ天気も良いし、ペグをサボろうかって少し誘惑に駆られましたが、まぁ、ペグを深く打って何とか設営。コレが良かった。夕日が綺麗だったので、今夜は静かにゆっくり寝られるかと思っていたのに…夜の10時頃からにものすごい嵐、強風と雨。灯りを点けて内側からフライシートを確認したが、強い風に耐えている。ちゃんと設営して良かったぁ。
2024年4月24日
フライシートの中も砂だらけ。今朝、隣のキャンピングカーの人達に「大丈夫だった?」って聞かれる位でしたが「I’m Ok! Thank you 」でokやはりテントの基本は油断せずに、ちゃんと設営する事ですね。チョイと湖の畔を散策したりして、11時頃に出発。
気温が寒かったので、セーターの上にウォームアップを着て、その上からライダージャケット。完全冬仕度なのだけど、それでも寒い。Google maps君の示す最短距離でメルボルン郊外の安宿まで向かう事にする。GSでカードを出す手が凍えて上手く動かなかったら、GSのネーちゃんに心配された。何処に行っても可愛い子の笑顔には癒される。
今日の宿営は、メルボルンの郊外(手前)に見つけた安宿で2泊の宿泊。子供が2人、独立したので空き部屋を宿にしているとの事。普通のホテルの半額で泊まれる。でも2泊で14,000円。

夕飯は、久しぶりの中華。宿の女将さんに「米を食べたい!」と相談して紹してくれました。お米を食べたい!と思うと、自分で焚く以外には、偽寿司か中華くらいしか有りません。


安宿からバイクで10分程のお勧めの中華に、既に薄暗くなった道をバイクで飛ばして行ってみました。お勧めだけあって、ソコソコ美味い。米がインディカ米なのを除けば、ビールに合う。久しぶりのビールは美味い!
中華屋さんの近くにスーパーマーケットが在ったので、水と食料品を買い込んで、今日はお終い。
2024年4月25日
早めの昼食を兼ねて、寒さ対策での長袖シャツを買おうと徒歩20分程の近所のショッピングセンターへ20分ほど歩く。晩秋の街並みが綺麗で、写真を撮りながら向かう。

でも…ショッピングセンターに人の気配が無い。えっ?お休み。Google君はやってるって言ったぞ!で、徒歩で更に30分の別のショッピングセンターへ行く事にした…えっ?お休み?


2件めのショッピングセンターには「【Anzac day】 で休みます」の張り紙。Anzac dayって何なんだ?
あーオーストラリアの記念日でした。
やばい。寒さ対策できず。ユニクロのヒートテックを着回しすんか〜
2件目のショッピングセンターのパン屋さんは、店を開いていたので、こちらでサンドイッチと飲み物を買って昼食にしました。
メルボルンの安宿で2泊。バイク運転とテント泊で身体が冷え切ってしまったので、少し長めのシャワーを浴びて、ゆっくり休むことにしました。
→ メルボルン出発からは、オーストラリア一周ツーリング④参照