パース(市内観光・ロットネスト島)→ ランセリン→ ピナクルズ→ジェラルトン→ Over RH → シャークベイ→Camarvon → コーラルベイ(Coral Bay)→エクスマウス(Exmouth)

いよいよ、最難関エリアのオーストラリア西北部に向けて、先ずは西海岸を北上するルートに突入する。その前に、バイクのメンテナンスとパースの観光(バイクメンテナンスの間に…)



2024年5月15日 
 バイクのメンテナンスの間にPerthの町を観光する事にした。
 朝一番でYamahaのショップに向かう。一日かけて、スプロケット、チェーン、タイヤ、オイルなど交換。一通りのメンテナンスもお願いしている。代車でほぼ同じ年代のMT3を貸してくれることになった。この代車でパースの町を色々見て回ることにする。
 残念ながら、代車にGopro君を付けることが出来ず、パース街並みの観光動画は撮れませんでした。

泊っている場所からYAMAHAショップが遠い。フリマントル辺りに泊ればよかった。
 下の写真はYamahaの白バイ
オーストラリアでは白バイはYamahaなんだ。。。

 パース市民の憩いの場所 キングスパーク(Kings Park)に行ってみた。皆さん思い思いの格好でゆっくりとした時間を過ごしている。ぽかぽかした陽気なので、少し横になったらウトウト寝てしまった。

 その後、バイクでキングスパークを一周してみる。木々の雰囲気が明らかに日本と違う。キングスパークを堪能した後、翌日のフェリーの予約のためにフリマントルに向かう。
 明日はロットネスト島(Rottnest Island)には行く事にしている。
 ロットネスト島には、ピカチュウの原型になったという「クオッカ」がいる。Parthの港から船で1時間ほどらしい。前日にロットネスト島に行くツアーが無いか確認したが、少々値が張る。直接フェリー会社で直接買ったほうが安いだろうと判断した。何処でチケットが売っているか分からず、桟橋でフェリーから降りてきた人に声をかけて聞いてみた。するとフェリー桟橋から見えるところに2社のフェリー窓口が在ると教えてくれた。早速行って受付で不得意な英語を駆使しながら、フェリーの往復チケットと自転車レンタル1台をゲットした。
 再び、パースの中心街に戻って、ベルタワー(The Bell Tower)や浮かぶ家などを見物。MT3は代車なのでUSB電源が無い。ちょっと油断したらIphoneの電池が少なくなっている。このままノンビリしていると、YAMAHAのお店に行きつけないと判断し、少し早めだが店に向かうことにする。


ウェーブロック(Wave Rock)は行きたいと思っていたけど、場所を改めて確認したらかなり遠い。もうNorsmanに近いくらい。バイクを買ったりキャンプ道具を用意したり、も重要だけど、行き先をもう少し検討しておけばよかったと反省。






 さて、バイクが仕上がりました。左が代車。右が我が車。一日かけて、見違えるように綺麗なバイクになりました。手をかけて洗ってくれたみたいです。
スプロケットとチェーンも新品。タイヤも…最初は滑るから気を付けてね!って注意を受けて、受け取り。少しお金がかかったけど、これからオーストラリアを半周するので、安心して乗れた方が良いよね。次のメンテナンスは、アリススプリングス。オイル交換をそこ辺りでする必要があると思う。

2024年5月16日 
Rottnest Island の観光

 フェリーと自転車の予約をしたので、桟橋に9:30に集合、9:45乗船。バイクを駐車場に停めて、一日中の駐車料金支払い12$をする。料金の支払い機械の前で日本語が聞こえる。日本人女性2名で同じロットネスト島に行くらしいが、機械がカードを読んでくれない。一人はパース在住で福岡の友人を呼んだそうだ。3人で四苦八苦しながら、彼女たちの車と自分のバイクの駐車料金を支払う。その後、シーレーンの受付に行って(ちょっと料金が高いような気がしたので)確認したら、どうも自転車の料金が倍だったらしく35$の返金手続き。おねーさん、勘弁してよ、もし来なかったらそのままじゃん。


 で、フェリーに乗船。この船、早い。30分そこらで到着。船着場でレンタルした自転車を受けとる。さぁ、サイクリングの始まり。クオッカちゃんは見つかるか?
 島は自転車で回ると結構広い。島は結構なアップダウンが在り、先端まで2時間近くかかる。南回り(時計回り)途中で中国人の3人組が(ちょうど同じようなペースで)絡む。う~ん、風景写真を撮ると言うより、自分の姿に酔っている自分を撮っている感じ。何とか自分のペースを上げて3人から離れるようにしたら…足がつった。
 島を2/3位行った何処で最初のクオッカちゃん発見。その後、島の先端まで行ってみる。絶景だ!
岬の先端まで徒歩で10分ぐらい。ここでも中国人観光客の多さに気が滅入る。
 戻るのは島を一周する感じで、北側を時計回りに進む。戻る途中でクオッカちゃんが道路の真ん中まで飛び出して来た!!!轢いたら一大事。自分の自転車がコケそうになりながら何とか回避した。
 バイクに乗ってばかりで筋力が弱っているのか…自転車をこいでいる脚がかなりの頻度で攣る。それでもなんとか港に戻ることが出来た。

船着き場に近いレストランや土産物屋さんの集まった場所に、妙に人に馴れたクオッカちゃん沢山。キットカットとマンゴーヨーグルト、リンゴジュースで、ランチにする。

便の時間を確認したら14:30の船便あり。一時間ほど速い便で早目に帰る事にした。充分、クオッカちゃんとロットネスト島を堪能したな。 港に着いて、フリマントルの町を軽く歩いて散策した後、バイクで約50分で宿に帰る。洗濯しなきゃ!

 宿に帰ったら英語の話せないフランス人が居た。拙い英語での二人の奇妙な会話。この宿は個人宅を使用しているので、宿泊客は多くない。さらに宿は3部屋有るが、2部屋しか使用していない様子。ほかの客が変な客でない事を祈るしかない。
 今日の夕食もタイ料理屋さんにする事にした。4日のうち2日はタイ料理になっちゃうけど、このタイ料理屋さん美味しい。
明日からまたバイクで走る。この4日分の洗濯物を洗濯する。乾燥機が無いので

強い日差しを頼りに干す事にする。が夕方に選択したので、取り込んだ時はまだ少し湿気っている気がするが、仕方ない。


まぁ、明日は荷物を乗せるだけになる様に準備して寝ます。

2024年5月17日 :Perthを出発 

 いよいよ、北へ向かって出発。宿を早目に出て、Perthのハイウェイを西に向かう。相変わらず車が多い。ハイウェイはそこそこの気合いを入れて走る。
 ナラボー平原を横断する時の情報はそこそこ在ったのだが、これから先の情報は少ない。更にはナラボー平原が続く感じ?で携帯電話の電波はほとんど無い。これまでの経験を活かしながら、心して旅を続けなければならない。
 ハイウェイは車が多いので、ある程度スピードを出さないとスピード差が怖い。今日は風も強いので気合でハイウエイを乗り切る。
 ハイウエイを降りて、片側一車線110km道路を北に。風が強くてハイウエイほどスピードを出せない。途中で車が何台も後ろに連なったので路肩に停めてやり過ごしたら、オージーのバイク2台が心配して止まって声を掛けてくれた。「何かトラブルか?」って聞いてくれる。ありがとうね。大型バイクだと風の影響も少ないと思われ、オージーバイクはあっという間に先に行ってしまった。
 最初の目的地はランセリン(Lanceline)。真っ白な砂丘が有名。ランセリン砂丘(Lancelin Sand Dunes)は、パースより北方向に約130キロ、車で約1時間半のインド洋に面したビーチにある砂丘だ。ランセリンのサーフショップで砂丘への道を教えてもらい、いよいよ砂丘。

 白い砂の向こうにインド洋が見える。インド洋は黒に近い青。感動的な色の対比。バイクを降りて1時間ほど砂の上を探索する。
途中で日本人の女性が数名でサンドサーフィン?を楽しんでいるのに出会った。この旅で日本人の女性は見かけたが、男性はほとんどいない。日本男児は行動力の無いのか?バックパッカーでオーストラリア各地を回っている人はフランス、スペイン、韓国が多いような気がする。日本人は居ない。
 さあ、次に向かったのはピナクルズ(The Pinnacles Desert)。途中で海が見得るとテンションが上がる。湘南育ちの血が騒ぐのか? こんな細い片側一車線の道でも110Km制限(と言うか、その速度で走れ!)遅いと怒られるらしい。

 ピナクルズ(The Pinnacles Desert)噂で聞く奇岩。歩いて回ったけどバイクでも回れるようだった。
このお土産物屋さんでフライネットと帽子を買う。とにかくハエ🪰の攻撃が半端じゃない。これまでも閉口してたけど、もう無理!って購入。なるほど…これは便利じゃ!

 ピナクルズを一通り見学した後、ショップで100%オレンジジュースを飲みながら、今日の宿営地を考える。色々と事前に泊まる何処を考えていたけど「ワニが怖かったらキャラバンパークに泊まれ!」と言うアドバイスがあったので、初めてキャラバンパークなるものに泊まる事にした。キャンプ場より少々高いけど、何事も挑戦?(って程ではない)。


RAC Cervantes Holiday Park
 受付を済ませて(どのキャンプサイトもキャラバンパークも受付のお姉さんが優しい、自分の聞き取りにくいであろう日本語英語を必死に理解してくれる)とりあえずテントを張って、場内探索。プールは有るし、調理場も全て綺麗で充実している。こりゃ、ワニは来ない。

 テントエリアはちゃんと区画がされており、隣はおばさん(Alisonさん)が三菱のSUVでテント泊していた。

旦那さんもお子さん(大学生)も居るが、月一ぐらいでソロキャンプを楽しんでいるとの事。テントを張っていたらAlisonさんはプールから戻って来て、バーに行かないか?誘われる。この先の観光地などを聞きたいし、ビールも飲みたいので、お誘いを受けた。
キャラバンパークから徒歩10分ほどのビアバーに二人で行った。ビールが美味い。色々と観光情報を教えてくれた。
 今日の晩飯は、冷凍食品を温めて、お米を炊飯。おやすみなさい。

2024年5月18日
色々と観光情報を教えてくれた、Alisonさんに別れを告げて、更に北へ向かう。
特に名所旧跡は無いが、所々に美しい海岸が見える。停まっては写真を撮りながら北へ進む。
インド洋は本当に色が違う。黒に近い青。海岸線に所々ある町には公園が整備されており、芝生やトイレも綺麗で気持ちが良い。どうやってメンテナンスをしているのか?不思議なくらい整備が行き届いている。

 
 町と町の間がとても長くなってきた(100Kmくらい?)。いよいよ難所?の雰囲気が漂ってきた。ナラボー平原とも違う風景が緊張感を誘う。町の端っこにはタンクが在る。おそらく?給水タンクと思われる。雨水を集めて…と思われるが、その浄水場が見当たらない。
単調な道が続く。左右は草原。東海岸のように、放牧された羊や牛は全くいない。ただの…草原。時々、キャンピングカーを曳いたSUVが、恐ろしいスピードで自分のバイクを抜いていく。パースを出てから、この手の車が増えた気がする(半数以上かな)。とは言っても、そもそもの車の数が少ない。

今日の宿もキャラバンパーク。ジェラルトン(Geraldton) 工業地帯の先に有り、流石にこの近所にはバーは無い雰囲気。だけどパーク内の施設は充実している。やはりキャラバン車の近く。混んでいる。 

今日は米とインスタント豆スープに大量のブロッコリーを突っ込む。半分、明日にとっておくか、少し考えたけど、段々暑いエリアに入って来て、食料品が腐ってしまうリスクもあり… まぁ、カロリーは少ないだろ、って考えて食べちゃうことにした。
 食事後にシャワーを浴びる。赤道に近くなってきて、バイクに乗っていても汗をかくくらいに気温が上がって来た。ただ、この辺りから、シャワーにしても洗面にしても、水が怪しい。

2024年5月19日
 さらに北上する。
 先ず朝一で食料品の買い出し。朝7:00からやってるスーパーでお買い物。今日はキャンプ3日目になるが、水が足りない。キャンプ場にも水は在るのだが、何となく飲んだり、料理に使うのは気が引ける。実際、キャンプ場のシャワーなど、水がヌルヌルするし…洗面炒めると…チョット黄色い。
 炊飯するのも飲むのも、買ったミネラルウォーターか、浄水器に通した水を使うしかない。浄水器を通した水はミネラルウォーターの空きペットボトル2本位に取っておいて、炊飯する時に使うようにする。ミネラルウォーターは流石に高い(大量に売っているセットだと安いのだが…単品だと倍以上の価格)

 電波が殆どないので、Google Mapsが使えないところが在る。事前にWifiが在る所でダウンロードしておかないと、道に迷う事になってしまう。今回も地図をダウンロードするのを忘れてしまった。見どころの Willi Gully Caves は通り過ぎてしまった様だ。
 今まで草原が主体だったけど、だいぶ風景が色々変化してしてきた。草が無くなって、砂漠のような光景や、日本では見られないような形の山が見える。

 幹線道路の1号線には、所々でカメラのマークが在る。そのマークの所でマークに従って進むと、例えば海岸線のとても素敵な場所にでることが出来る。こちら側はすべてインド洋。断崖絶壁から、黒に近い青い海を見る事が出来る。


 今日、目指しているのは ピンクレイク(Pink lake Lookout) 。
ピンクレイクは素晴らしい眺め。なんでピンクなんだ? 今は乾季で水の量が少ない。水の量が増えると、ピンク色の深さが変わるらしい。反対岸は個人所有の土地らしく、渡ることはできない。ピンクレイクの先に小さな港があり、小休憩。そこから北上した方が近道だと(事前に地図を見て辺りを付けていた)思ったが、ダートだったので近道は諦めて、少し戻って幹線道路に入る。

この先、パースのホテルで宿泊夫婦にお勧めされたロードハウスまで一気に走る。



 Overlander Roadhouse

 このロードハウスはシャークベイ(半島?)に向かう交差点に在るのも、選んだ理由。明日はAlisonさんに教えてもらった半島の先端:モンキマイヤでイルカさんとご対面のつもり。テントエリアは広い敷地の一番奥。全くぺぐが効かず、大きな石を使って設営した。近くに大きな石が無く、集めてくるにに一苦労。でも、ツーリング初期の頃、晴れていたはずなのに、夜中に急に嵐になった経験があり…それ以来、テントの設営には出来るだけ手を抜かないようにしてる。

 ここの蝿は手強い。蝿が日没後もブンブン飛び回っていて、お家に帰る気配が無い。黒い所を好むのか?バイクのシートやフライシートにブンブン。だいぶ蠅には慣れてきた筈なのに、ココの蠅は異常にしつこい。仕方がないので夕食を作るのは諦めて、ロードハウス入口のバーで食事をすることにする。タコス。これは美味い。こんな場末??のロードハウスで美味しいものが食べられるとは!!(でも、ちょっと高い?)
 このロードハウスは建物の中も外も、wifiも、当然?形態の電波も無い。テントに引っ込むと何もする事が無い。


2024年5月20日 :Overlander Roadhouse → シャークベイ (往復)→ カルナルボン(CarnarVon)

 Overlander Roadhouse に泊ったのは、風光明媚で有名な Shark bay エリアを走るため。Alisonさんが教えてくれた MonkeyMia も半島の一番先端にある。サメやイルカに餌やりをすることが出来るとの評判の観光地。Overlander Roadhouseを出て、5分もしないうちに、シャークベイ入口の看板。これから先端までGASスタンドは無い。150Kmの距離を一気に走る。テンション上がるぜ。

 シルークベイの半島はトイレが無いらしい。トイレ持参が条件?。基本的にトイレ付きのキャンピングカーしか入れない? 走り始めて…確かに途中のレストエリアにはトイレが無い。(男は特だね…何処でも(小なら)出来ちゃう…。

 殆ど車が通らない幹線道路で、今日は風が無いので結構飛ばす。海が右に見えたり、左に見えたり。途中でトイレ?休憩したりして、正午には MonkeyMia に到着してしまった。

更に先端に進むと、有名なサメやイルカに餌やり場が在ってその受付が在った(写真の建物、左奥がキャンプエリアで海に面している)。「基本、お泊りの人しか入れない」らしい。 また「餌やりは早朝しかサメやイルカが集まらない & 集まるかどうかは時の運」との事。さてどうしよう。キャンプエリアに泊るか、戻るか?思案する。
 未だ昼前。サメやイルカに合える確率は50%との事。 泊って明日の朝まで???は時間が余りすぎる。。。ので、諦めて先に進むことにした。
(後でAlexちゃんがここに泊ったらしい、翌朝、イルカORサメは見られたの?って聞いたら「×」だったらしい)


 洗濯ものが溜まっているので今晩はキャンプを諦めてモーテル泊に計画変更。Wifiが通じるところでカルナルボン(CarnarVon)のモーテルを予約した。
 MonkeyMia を後にして、Dehnam の町を軽く散策し、シャークベイエリアを一気に戻る。

 宿泊したOverlander Roadhouseに戻った時にはバイクのガソリンがスッカラカン。300Kmが本当に限界。予備タンクに5ℓ 持っていたのと、Roadhouse の位置を知っていたので焦らなかったけど、バイク(MT-03)のタンク一つでの限界が分かった。Roadhouse 併設のガススタでタンクを満タンにして、カルナルボン(CarnarVon)へ向かう。
 オーストラリアの西~北のエリアのパーキングエリアは殆どダート。トイレが在るのは70%程度かな…。町と町の距離は100Km~300Km。その間にパーキングが在るのだが、そのトイレにトイレットペーパーが…有る!! どうやって補充しているんだろう?

 結構飛ばしたけど、カルナルボン(CarnarVon)のモーテルに着いたのは結構日も傾いていた。
Gascoyne Hotel
モーテルの受付はモーテル手前のバー。可愛いおねーさんが受付をしてくれる。でも。。。「うちはランドリーが無いの…」ショック!! って言う事で、ローカルのコインランドリーを教えてもらった。手持ちのコインが少なかったので、オネーサンに両替をお願いし、バイクで10分ほどの郊外のコインランドリーに向かう。誰もいない。少々寂しい。洗濯に1時間、乾燥に1時間。その間にスーパーに寄って夕食と朝食分の食料品を買いだしておく。

 モーテルのキッチンで米を炊いて夕食。その後にホテル受付のビアバーでビール。気の良いおじさんと仲良く飲んで就寝。


2024年5月21日 :カーナーボン → エクスマウス

 目指すのはエクスマウス。途中でコーラルベイという景勝地があるらしいので、そこを観光。「ノースウエストの宝石」との呼称がある素敵な海岸との触れ込み。もしよい場所だったら、キャラバンパークもあるのでそこに宿泊してもよいかな?と思いながら向かう。

 コーラルベイは景勝地というよりも、超高級海水浴場の様子。海岸線でも遊べるし、大型ボートや水上バイク、ウィンドサーフィンなど、何でもござれ? 暑苦しいバイクスーツを着た自分とは無縁の素敵な海岸でした。
 コーラルベイのキャラバンパークに着いたのは午後、まだ日が高い時間。金額を聞いたら少しお高め。しばし悩むも今日はエクスマウスまで行く事にした。う~ん、後で考えたら、この海岸でゆっくりしても良かったかも…。周囲があまりにもお金と時間を持て余している感じの若者が多い感じで、気後れしてしまった。皆、水着姿でヨットや水上バイクを洗ったり…泊ったカーナボンからかなり遠くて他の街からもかなり遠いはずなのに、豊かな時間が流れている感じ。
 エクスマウスはここより更に気温が高いはずなので、テント泊は止めてドミトリーに泊まる事にする。コーラルベイのWifiのある所でエクスマウスの宿を予約した。

 コーラルベイ(Coral Bay)のガソリンスタンド。タンクがスッカラカンなので、どうしても入れなければならない。

何処かで見たことがある(既視感)全く屋根のないオープンスペースのガススタにカード支払いのみの支払い機がある。その支払機が僕のカードを読んでくれない。カードを3枚でいろいろ試した。後ろに車が並んで焦っ焦った最後はヨットを車に積んだオージーの手伝いもあって、なんとか給油できた(助かったぁ)



 コーラルベイを出発。途中の景色を楽しみながらやはり110Kmと書かれた幹線道路M1を走る。

次第に大きな蟻塚が見えてくる。走っている道路から見える範囲でもかなりの数が在る。どれも人の伸長前後の高さがあり、不思議な光景が広がる。

所々、道路沿いの蟻塚にペインティングされている。おいおい、良いのか? ほぼ一時間ごとに休憩をはさみながらエクスマウスに到着。エクスマウスの入り口看板から奥まで、かなりの距離がある。大きな町。でも、この町ではドミトリーは一か所だけらしい。他はキャンプ場が沢山ある(ハズ…翌日に殆ど入れない事が分かった)。

 エクスマウスに到着してドミトリーを探す。お酒屋さん(チェーン店)の奥がドミトリーでかなり大きい施設。レストランとバーが併設されていて夕食はそこでカレーを食べた(日本のカレーライスのような感じで違和感が無いのが違和感?)

 ドミトリーの部屋は2段ベッドが2つある男女共用の4人部屋。自分の他に若い男性一人で、片言の英語で挨拶するも、あまり人づきあいが良い感じではない。遅くなってから日本人の女性が2人入って来た。一人はパースに住んでいて友人と旅行をしているとの事。かなり遠くまでドライブしてきたらしい。明日からパースに向かって戻るらしい。オーストラリアで思ったが、積極的に海外に出ているのは圧倒的に女性が多い。男性の姿は見たことが無い。頑張れ日本男児!!

 ドミトリー前のバイク。一人焼き肉用の(日本の100均で買った)鉄板プレートをサイドスタンドの下に轢いている。そこに紐を付けてハンドルのグリップエンドに。荷物が多いので、微妙な角度でバイクが倒れてしまう…のでバイクを停車させる時は、このプレートを轢いたりして高さ調節をしていた。
何気ない工夫だが、バイク好きの爺さんに褒められて、何となくいい気分。












2024年5月22日

 ドミトリーのキッチンで所持のパンを焼いて。。。と思ったら青かび! かなり気温が高くなってきて(オーストラリア南部は寒かったのに)食べ物の管理は気を付けないと。オーストラリアのスーパーで売っているパンは、日本の一斤の3倍ぐらいの大きさで…買えない。ので、少々小ぶりの味が付いているパンを買っていたのだが、それが災いしてか、早めにカビが生える。今日はパンを諦めて全部ゴミ箱行き…コーヒーと果物多めで朝食を済ませる。
 さて、エクスマウスはジンベイザメクルーズとか、各種観光の宝庫らしい。町に入ったら(ドミトリーの受付でも)クルーズのパンフとか看板が一杯立っている。もう1泊して、何か観光したいと思うが、このドミトリーには空きが無い。キャンプ場が多数ある様なので探したらナショナルパークらしい。何時ものサイトでの予約が必要なので確認したら「混んでるから予約出来ない」と出る。キャラバンパークもことごとく「空き無し」と出る。無理かぁ〜。エクスマウスは人気なのか?それとも自分の探し方が悪いのか?
 半島の西側が、色々なキャンプ場やアクティビティが有ると書いてあった。片道40kmの往復を走ってからNanutarraに向かう事にする。


エクスマウス(Exmouth)からの旅はこちら→
 オーストラリア一周ツーリング⑦ 西北(エクスマウス~ブルーム) 編

投稿者について

仕事を引退し、悠々自適な生活をしている、アクティブな前期高齢者。
趣味は…テニス、ゴルフ、日曜大工、バイクや車での旅で美味しいものを食べまくる(肥満体質、高血圧の元)等など。

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